2009年05月05日
絶景!北極のコケ湿原
高緯度北極は「コケの楽園」と言われることもあり、しばしばコケ植物が主となって植生景観を作り出す。
写真は、ノルウェーのスピッツベルゲン島の北西部でみられた広大なコケ湿原である。絶景である。

氷河に削られ、氷雪や雨水に侵食を受けた岩壁。その脚部には岩壁から供給された岩屑が厚く堆積し、その下方には広大な平坦地が広がる。岩壁は海鳥の営巣地となり、平坦地は集水域となっている。北極で豊富な栄養塩と水が供給されると、いつもというわけではないが、写真のようなコケ湿原が形成される。岩屑の堆積地の上にもコケの植被がみられ、まさに、コケの楽園。

湿原を形成するコケの一つ、イワダレゴケ。
写真は、ノルウェーのスピッツベルゲン島の北西部でみられた広大なコケ湿原である。絶景である。
氷河に削られ、氷雪や雨水に侵食を受けた岩壁。その脚部には岩壁から供給された岩屑が厚く堆積し、その下方には広大な平坦地が広がる。岩壁は海鳥の営巣地となり、平坦地は集水域となっている。北極で豊富な栄養塩と水が供給されると、いつもというわけではないが、写真のようなコケ湿原が形成される。岩屑の堆積地の上にもコケの植被がみられ、まさに、コケの楽園。
湿原を形成するコケの一つ、イワダレゴケ。
Posted by 上野健 at
23:55