2007年11月30日
ゼニゴケ
「芸能界のゼニゴケ若槻千夏に注目していただいちゃって、お恥ずかしい限りです。」
とは、11月27日更新の若槻千夏オフィシャルブログに掲載された彼女の弁です
(http://ameblo.jp/wakatsuki/entry-10057456743.html)。
これは別に、彼女のブログをいつもチェックしていて見つけた訳ではなく、
インターネットのニュースで上記のコメントが紹介されていたのをたまたま見ただけです(と、一々断らなくてもいい訳ですが・・・)。
若槻さん、中々おもしろい表現を使いますね。
「芸能界のゼニゴケ」ですか。
その真意は本人に聞かなければ分からないのだけれど、
推測するに、除去しようとしてもなかなか除去できない、その「しぶとさ」を自分に例えたのでしょうか。
彼女は何らかの謀略により芸能界から排除されようとしたのでしょうか?芸能界は怖いね、って穿ち過ぎ?
それはさておき、若槻さんの例えからも分かるように、一般的に、ゼニゴケは雑草と同じ括りで認識されているようで(雑草よりも性質が悪い?)、除去しようとしても中々除去できず、庭を持っている人からは忌み嫌われているようです。そもそもそのルックスが気持ち悪いと思われてもいるようですが。「コケレス」というゼニゴケ除去専用の薬剤も販売されているのだ(http://www.rainbow-f.co.jp/search/search.cgi?section=product&key=00000220&action=item_view)。
ではなぜ、ゼニゴケはなかなか除去できないのでしょうか?
それは、ゼニゴケの繁殖様式と関係があります。
ゼニゴケには杯状体というその名の通り、杯(さかずき)状の突起があって、その中にたくさんの無性芽(「むかご」のようなもの)を作ります。
その無性芽がゼニゴケを地面から取り除こうとする度にポロポロ落っこちて、やがて新たな個体に成長するのです。よって、取り除いたと思ってもしばらく経つと、いつの間にかまたゼニゴケが元いた場所に群落を形成することになるのです。
(もちろん、ゼニゴケの繁殖様式はそれだけではなく、雄株(オス)と雌株(メス)の配偶子が結合して繁殖するという有性繁殖も行いますが)。
でもよく考えてください。
ゼニゴケは、銭苔ですよ。銭ですよ。それがどんどん殖えるんですよ。なんて縁起がいいんでしょう。それを忌み嫌うなんて、銭が逃げて行きますよ。
また、銭(ゼニ)という名前にこだわらなくても、ゼニゴケは子供がどんどん殖えるという子孫繁栄を体現しているのですよ。縁起がいいですね。
これからは縁起がいい植物として愛でてみてはどうでしょうかね?
これは商売になるか・・・な?
ゼニゴケについての簡単な紹介と写真
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%8B%E3%82%B4%E3%82%B1
http://commons.wikimedia.org/wiki/Marchantia_polymorpha?uselang=ja
とは、11月27日更新の若槻千夏オフィシャルブログに掲載された彼女の弁です
(http://ameblo.jp/wakatsuki/entry-10057456743.html)。
これは別に、彼女のブログをいつもチェックしていて見つけた訳ではなく、
インターネットのニュースで上記のコメントが紹介されていたのをたまたま見ただけです(と、一々断らなくてもいい訳ですが・・・)。
若槻さん、中々おもしろい表現を使いますね。
「芸能界のゼニゴケ」ですか。
その真意は本人に聞かなければ分からないのだけれど、
推測するに、除去しようとしてもなかなか除去できない、その「しぶとさ」を自分に例えたのでしょうか。
彼女は何らかの謀略により芸能界から排除されようとしたのでしょうか?芸能界は怖いね、って穿ち過ぎ?
それはさておき、若槻さんの例えからも分かるように、一般的に、ゼニゴケは雑草と同じ括りで認識されているようで(雑草よりも性質が悪い?)、除去しようとしても中々除去できず、庭を持っている人からは忌み嫌われているようです。そもそもそのルックスが気持ち悪いと思われてもいるようですが。「コケレス」というゼニゴケ除去専用の薬剤も販売されているのだ(http://www.rainbow-f.co.jp/search/search.cgi?section=product&key=00000220&action=item_view)。
ではなぜ、ゼニゴケはなかなか除去できないのでしょうか?
それは、ゼニゴケの繁殖様式と関係があります。
ゼニゴケには杯状体というその名の通り、杯(さかずき)状の突起があって、その中にたくさんの無性芽(「むかご」のようなもの)を作ります。
その無性芽がゼニゴケを地面から取り除こうとする度にポロポロ落っこちて、やがて新たな個体に成長するのです。よって、取り除いたと思ってもしばらく経つと、いつの間にかまたゼニゴケが元いた場所に群落を形成することになるのです。
(もちろん、ゼニゴケの繁殖様式はそれだけではなく、雄株(オス)と雌株(メス)の配偶子が結合して繁殖するという有性繁殖も行いますが)。
でもよく考えてください。
ゼニゴケは、銭苔ですよ。銭ですよ。それがどんどん殖えるんですよ。なんて縁起がいいんでしょう。それを忌み嫌うなんて、銭が逃げて行きますよ。
また、銭(ゼニ)という名前にこだわらなくても、ゼニゴケは子供がどんどん殖えるという子孫繁栄を体現しているのですよ。縁起がいいですね。
これからは縁起がいい植物として愛でてみてはどうでしょうかね?
これは商売になるか・・・な?
ゼニゴケについての簡単な紹介と写真
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%8B%E3%82%B4%E3%82%B1
http://commons.wikimedia.org/wiki/Marchantia_polymorpha?uselang=ja
Posted by 上野健 at
23:40
2007年11月19日
美の壺
NHK教育テレビに、「美の壺」(毎週金曜10:00~)という番組がある。
その番組で「苔」が取り上げられるというので、初めてみた。
様々な切り口で苔の存在意義を語っていて、おもしかった。
また、番組のBGMにジャズが流れていて、それと苔の映像との組み合わせが新鮮であった。
見てない方、再放送があるようなので、興味のある方は是非。
簡単な放送内容は以下のURLで。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/archives.html
その番組で「苔」が取り上げられるというので、初めてみた。
様々な切り口で苔の存在意義を語っていて、おもしかった。
また、番組のBGMにジャズが流れていて、それと苔の映像との組み合わせが新鮮であった。
見てない方、再放送があるようなので、興味のある方は是非。
簡単な放送内容は以下のURLで。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/archives.html
Posted by 上野健 at
14:55