2014年05月26日
苔をみる旅Act.6のご案内
苔をみる旅のご案内をさせて頂きます。
人が作りだした自然って、以前はあまり興味はありませんでしたが、
とある機会に訪れた都立庭園(六義園)で、庭園の魅力に気付きました。
決して珍しい種類の苔がある訳ではありませんが、
苔が生えている場所として面白い場所もたくさんあります。
よって、今回の六義園を手始めに、何度か都立庭園を舞台に苔をみる旅を開催する予定です。コケの名前、生態を知るだけではなく、コケを通して自然と向き合うゆったりとした時間が作れればいいと思っております。
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苔をみる旅Act.6
「都立庭園シリーズ①-六義園」
庭園を密かに彩るコケたちとじーっくり戯れましょう。
日時:6月8日(日)10:30~15:00(途中で昼食を挟みます)
集合:JR山手線駒込駅北口改札
参加費:3000円
定員:8名
お問い合わせ、お申し込み先:sanionia@nifty.com(上野)
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六義園の情報
http://teien.tokyo-park.or.jp/special/tashinamu0807.html
人が作りだした自然って、以前はあまり興味はありませんでしたが、
とある機会に訪れた都立庭園(六義園)で、庭園の魅力に気付きました。
決して珍しい種類の苔がある訳ではありませんが、
苔が生えている場所として面白い場所もたくさんあります。
よって、今回の六義園を手始めに、何度か都立庭園を舞台に苔をみる旅を開催する予定です。コケの名前、生態を知るだけではなく、コケを通して自然と向き合うゆったりとした時間が作れればいいと思っております。
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苔をみる旅Act.6
「都立庭園シリーズ①-六義園」
庭園を密かに彩るコケたちとじーっくり戯れましょう。
日時:6月8日(日)10:30~15:00(途中で昼食を挟みます)
集合:JR山手線駒込駅北口改札
参加費:3000円
定員:8名
お問い合わせ、お申し込み先:sanionia@nifty.com(上野)
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六義園の情報
http://teien.tokyo-park.or.jp/special/tashinamu0807.html
Posted by 上野健 at
11:59
2014年05月26日
苔をみる旅Act.5のご報告
前回の苔旅の報告です。
大型連休の最中、4月27日(日)に苔をみる旅が予定通り開催されました。
訪れたのは等々力渓谷。今回の旅は三人の方に参加して頂きました。

渓谷を流れる川の土手を苔が彩っています。この写真は下見の時のもので渓谷を歩く人はほとんど写っていませんが、旅の当日は連休中、晴れという天気のせいもあってか、人が多かったです。

地面に顔を近づけて、写真を撮ったり、ルーペで観察している参加者の方々。

昼食を取った、渓谷近くにある書院の敷石。
こんな日本的な模様が好きです。隙間を苔が埋めていれば,なおのこと良い。

古墳時代の横穴式お墓の前の土手。苔が生えていることにより、土壌浸食が軽減されているようです。

渓谷近くにある公園の植え込みのゼニゴケを観察しています。
ここでは葉状苔類の乾湿傾度による分布パターンの違いがみられます。

遊歩道を散策する人を気にせず、苔を観察しています。周りと違う時間が流れています。

たまたま出会った苔を食べると思われる毛虫くん。

その毛虫がいたのは遊歩道脇にある切り株の上だったのですが、この切り株にあいた穴から何らかの植物の芽生えも出ていたりして、何だかかわいらしい切り株です。

今回の旅のゴールの、不動の滝。
滝の岩壁には、苔がびっしり生えています。ホウオウゴケ、ホソバミズゼニゴケ、ジャゴケなどが生えています。苔の間を水が滴り落ちている風景は、何とも癒やされます。

旅の終わりに、不動の滝の近くにある「雪月花」という茶店でお茶を頂きました。

参加者の方が注文した「くず餅」。
最後の一品でした。これを注文した後に、売り切れという札が掲げられました。ラッキー。

私が注文した抹茶。
いい色味です。

帰り際、再び苔を食べる毛虫くんに遭遇。
さっき見たときに比べるとじーっと動いていないように見えましたが、頭がちょっと右を向いていました。ちゃんと動いています(笑)。
人の感覚からすると動きがとても遅いように思えますが、これが毛虫くんの生きる道なのでしょう。「時間の流れ」というのは、人、生き物、それぞれだな、と感じ取った旅でした。

最後に、記念写真をパチリ。
今回参加して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
お陰でとても楽しい旅となりました。感謝いたします。
大型連休の最中、4月27日(日)に苔をみる旅が予定通り開催されました。
訪れたのは等々力渓谷。今回の旅は三人の方に参加して頂きました。
渓谷を流れる川の土手を苔が彩っています。この写真は下見の時のもので渓谷を歩く人はほとんど写っていませんが、旅の当日は連休中、晴れという天気のせいもあってか、人が多かったです。
地面に顔を近づけて、写真を撮ったり、ルーペで観察している参加者の方々。
昼食を取った、渓谷近くにある書院の敷石。
こんな日本的な模様が好きです。隙間を苔が埋めていれば,なおのこと良い。
古墳時代の横穴式お墓の前の土手。苔が生えていることにより、土壌浸食が軽減されているようです。
渓谷近くにある公園の植え込みのゼニゴケを観察しています。
ここでは葉状苔類の乾湿傾度による分布パターンの違いがみられます。
遊歩道を散策する人を気にせず、苔を観察しています。周りと違う時間が流れています。
たまたま出会った苔を食べると思われる毛虫くん。
その毛虫がいたのは遊歩道脇にある切り株の上だったのですが、この切り株にあいた穴から何らかの植物の芽生えも出ていたりして、何だかかわいらしい切り株です。
今回の旅のゴールの、不動の滝。
滝の岩壁には、苔がびっしり生えています。ホウオウゴケ、ホソバミズゼニゴケ、ジャゴケなどが生えています。苔の間を水が滴り落ちている風景は、何とも癒やされます。
旅の終わりに、不動の滝の近くにある「雪月花」という茶店でお茶を頂きました。
参加者の方が注文した「くず餅」。
最後の一品でした。これを注文した後に、売り切れという札が掲げられました。ラッキー。
私が注文した抹茶。
いい色味です。
帰り際、再び苔を食べる毛虫くんに遭遇。
さっき見たときに比べるとじーっと動いていないように見えましたが、頭がちょっと右を向いていました。ちゃんと動いています(笑)。
人の感覚からすると動きがとても遅いように思えますが、これが毛虫くんの生きる道なのでしょう。「時間の流れ」というのは、人、生き物、それぞれだな、と感じ取った旅でした。
最後に、記念写真をパチリ。
今回参加して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
お陰でとても楽しい旅となりました。感謝いたします。
Posted by 上野健 at
11:58