2015年02月27日

苔をみる旅Act.15 のご案内

旅の報告を書く前に旅の告知をするというパターンがずっと続いていますね。
ごめんさない。
恐縮ですが、また次の旅の案内をさせて頂きます。
3月の苔をみる旅は、東京・品川にある池田山公園と
白金台というところにある畠山記念館のお庭を訪れたいと思います。
畠山記念館は高級住宅街にある茶道具を中心とした古美術品の小さな美術館なのですが、
お庭がとても素敵なところです。
そのお庭は展覧会が開催されている時しか開放されていないので、
いつでも入れる訳ではありません。
現在、畠山記念館では、開館50周年記念として琳派展が開催されていますので、
お庭にも入れますし、琳派の作品もみることができます。
1月に品川で苔をみる旅を開催したのに、また品川方面となってしまいます。
ですが、1月とはまったく異なる趣ですので、ご期待ください。

「苔をみる旅」の行き先はどうやって決めてるんですか?
とたまに訊かれます。
こうやって決めてますとうまく説明できないのですが、
その時の「ひらめき」で決めることが多いかもしれません。
では今回、何で池田山公園と畠山記念館かと言いますと・・・・。
先日、近所の図書館でふと目に留まった琳派の絵本。
子供向けに書かれた本なのですが、面白そうだったので借りることに。
3月の苔をみる旅はどこに行こうかと考えを巡らせていたところに、
借りた絵本の表紙にあった「琳派」、「三」、「旅」という文字が目に飛び込んできて・・・。
「琳派?」
ちょっと琳派という言葉をネット検索してみると、
畠山記念館で現在「THE琳派」という展覧会が開催されていることを発見。
実際に伺ってみると、苔生す素敵なお庭がありました。
畠山記念館の近くには、池田山公園というこれまた苔生す素敵な庭園が・・・。
ということで、
3月の苔をみる旅は「池田山公園と畠山記念館のお庭」に行くことにしました。

池田山公園の詳細は以下を参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%B1%B1%E5%85%AC%E5%9C%92

畠山記念館の詳細は以下を参照。
http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/index.html


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苔をみる旅Act.15
「池田山公園と畠山記念館のお庭」+琳派
日時:3月14日(土)10:30~16:30くらい。
(途中で昼食やお茶の時間を挟みます)
集合:JR五反田駅改札に10:30
解散:地下鉄都営浅草線高輪台駅で16:30頃
参加費:3000円
定員:8名
お問い合わせ、お申し込み先:sanionia@nifty.com(上野)
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苔をみる旅、それは足もとの自然を巡る旅。



池田山公園の中にある池。



池田山公園の入り口付近にある苔生した大きな石。



池田山公園の植え込みの地面をびっしり覆うコツボゴケ。胞子体が林立しています。


池田山公園の苔生した水鉢。



池田山公園入り口付近にある苔生したクスノキ。



畠山記念館の入り口。



畠山記念館の苔生したお庭(その1)。



畠山記念館の苔生したお庭(その2)。



庭に生えるコケを照らす光斑(畠山記念館)。


寄せ植え風に生えている何種類かのコケ(畠山記念館)。




  

Posted by 上野健 at 17:22

2015年02月02日

苔をみる旅Act.14のご案内

なかなか旅の報告が出来ておりませんが、
新たな苔をみる旅の案内をさせて頂きます。
2月の苔をみる旅は、東京の谷中を訪れようと思います。
開催日を22日にしますので、数字の2が三つ並ぶ日となります。
2(ニャン)、2(ニャン)、2(ニャン)ということで、「猫の日」でもあるようです。
谷中は猫の町としても知られていますし、
起点、終点の駅として日暮里駅から西日暮里駅の間を旅するのですが、
それらをひらがなで表記すると、
2(に)っぽり~2(に)し2(に)っぽりの間には2が三つ含まれています。
苔とはあまり関係はないのですが・・・、
2月は2が並ぶ日に谷中を舞台に苔をみる旅を開催します。
訪れる場所は、天王寺、谷中霊園、朝倉彫塑館、
谷中銀座商店街、諏方神社、西日暮里公園などを予定しています。
谷中霊園の苔生した感じは素朴な感じで、かなり和みます。
名士の墓の掃苔をしてもいいかもしれません。
東洋のロダンと呼ばれた彫刻家、朝倉文夫のアトリエ兼住居を改装した朝倉彫塑館は、
苔じたいはそれほど生えていないのですが、
展示品、建築物、お庭などセンス溢れるものがたくさんあります。
是非、参加者の方をお連れしたいと思っています。
谷中銀座商店街では食べ歩きも楽しめるでしょうし、
諏方神社、西日暮里公園では古き時代の風を感じるのもいいかもしれません。
もちろん、苔を見つつ・・・。


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苔をみる旅Act.14
「谷中」
日時:2月22日(日)10:30~16:30くらい。
(途中で昼食やお茶の時間を挟みます)
集合:JR日暮里駅南口改札に10:30
解散:JR西日暮里駅で16:30頃
参加費:3000円
定員:8名
お問い合わせ、お申し込み先:sanionia@nifty.com(上野)
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苔をみる旅、それは足もとの自然を巡る旅。



天王寺境内にあるお堂の雨受け用の水桶。


水桶の周りにはホンモンジゴケが生えています。


谷中霊園の苔生したサクラ(ソメイヨシノ)。 


谷中霊園にある天王寺五重塔跡地。


ハイセンスな美術館、朝倉彫塑館。
中庭にちょっとだけ苔が生えています。そのちょっとだけがいい雰囲気を醸し出しています。



高台にある諏方神社。
諏方神社のある高台は諏方台とも呼ばれ、江戸の浮世絵師、安藤広重の作品にも登場します。



名所江戸百景「日暮里諏方の台」(安藤広重)







  

Posted by 上野健 at 22:22