2015年05月16日
スギバミズゴケの色彩
ミズゴケ類Sphagnumの中には赤い色素を含有する種類がいくつか存在するが、
スギバミズゴケSphagnum capillifoliumもその一つである。
ただ、スギバミズゴケにおける赤い色素の保持量や発現の度合いは、
個体や生育環境によって異なる。
そしてそのことは、コロニー状になったスギバミズゴケにえも言われぬ美しい色彩を与える。

スギバミズゴケのコロニー(北海道標津湿原)。

スギバミズゴケのコロニー表面(同上)。

色彩が美しいスギバミズゴケ(同上)。
全体的に白っぽくみえるのは、
透明細胞という水を貯める細胞から水分が若干失われているからである。
水分含量の変化によって色彩が異なってくるところも面白い。
スギバミズゴケSphagnum capillifoliumもその一つである。
ただ、スギバミズゴケにおける赤い色素の保持量や発現の度合いは、
個体や生育環境によって異なる。
そしてそのことは、コロニー状になったスギバミズゴケにえも言われぬ美しい色彩を与える。
スギバミズゴケのコロニー(北海道標津湿原)。
スギバミズゴケのコロニー表面(同上)。
色彩が美しいスギバミズゴケ(同上)。
全体的に白っぽくみえるのは、
透明細胞という水を貯める細胞から水分が若干失われているからである。
水分含量の変化によって色彩が異なってくるところも面白い。
Posted by 上野健 at
15:25